「〜をして初めて」と言いたいときの用法4選

今回は「〜をして初めて」と言いたいときの用法について紹介していこうと思います。

日本語の表現として用いるときは少ないかもしれませんが、この表現を使っていたらかっこいいと思いませんか?

 

まずこの言い方の基本的な型を紹介してから説明をしていこうと思います。

  • ...not ... until〜
  • Not until 〜疑問の順
  • It is not until ... that 〜
  • only 時間〜

とこのように4つあげることができます。

それでは一個ずつ解説していきたいと思います。

 

まずは「...not ...that〜」

についてです。

まず例文を挙げていきます。

「She did not realizes it until he came here.」

まず「not」「until」

を発見できたでしょうか。

そしたら次の段階に入っていきます。

それは、「until」を境に二つの文章に区切っって見ます。

そうするとどうなるでしょうか。

「She did not realizes it」「he came here」

に分けることができます。

 

そうして別々に訳出ししていきます。

そうすると以下のようになります。

「彼女はそれをわからなかった」「彼が来た」

と分けることができます。

 

これに「until(〜まで)」を入れてもっと綺麗な表現に言い換えるとこうなります。

「彼女は彼が来て初めてわかった」

となります。

 

なんでこの訳になるのか説明していきます。

untilを後ろの文章に付け加えると、

「彼が来るまで」となります。

 

この訳を意識して直訳すると、

「彼女は彼が来るまでわからなかった」

となります。

しかし、

「彼が来るまでわからなかった」という表現は、「彼が来て初めてわかった」

とおんなじ意味ですよね?

 

だから、「彼女は彼が来て初めてわかった」という訳になるんです。

 

 

それでは次に、「Not until 〜疑問文」について説明していきます。

まずは例文を挙げて説明していこうと思います。

Not until he came here did she rearize it.」

まず、「 Not until」「疑問文」

の形が見えたでしょうか。

 

しかしこの構文には気をつけなければいけないポイントがあります。

それは、「Not until」の直後が疑問文ではないという部分です。

例文を見てみてください。

「he came here」

という文が挿入されていますね。そしてその後に「疑問文」が来るという構造になっています

ここが厄介なポイントだと個人的に思います。

訳は以下の通りです。

「彼女は彼が来て初めてわかった」

です。

 

3つ目に「It is not until 〜that...」

の構文について紹介します。

これも例文を挙げてみます。

It was not until he came here that she realizes it」

この構文は型を見破れることができてしまえば、訳すことが簡単な構文だと思います。

ぜひこの構文を使ってみてください。

ちなみに訳は以下の通りです。

「彼女は彼が来て初めてわかった」

 

しかし、この3つの例文で」気づいた人はいるのでしょうか。

実はこの3つの文章訳が同じなんです。

だからこの中で好きな用法を選んでぜひ使ってみてください。

 

では最後に「only 時間〜」

について説明していこうと思います。

一見この用法わからないですよね。

では例をいくつか挙げてみます。

  • only yasterday(昨日になってやっと〜)
  • only recently(最近になってやっと〜)
  • only then (その時になってやっと〜)
  • only when SV(〜した時になってやっと〜)
  • only after SV(〜のあと初めて〜)

これは直訳すると「〜した時だけ」という意味なんですけど、

そこから意訳して派生していって、「〜してやっと」「〜して初めて」

という意味に変形していったのです。

 

こう見ると面白いですね。

 

最後までこの記事を見てくださってありがとうございました。

毎日更新していますのでよかったらまた明日も見て見てください!