意外と知らない「that」の用法5選
どうもこんにちは。今回は「that」についてまとめていきたいと思います。
以前の記事で「関係代名詞のthat」についてまとめましたがこの他にもたくさんのthatの用法があるので説明していきたいと思います。
「関係代名詞のthat」について深く知りたい方は下の方にリンクをつけていますのでよかったら見て見てください。
では早速本題に入っていこうと思います。
thatにはたくさんの用法があるんですけれども、それをまず一気に挙げていって一個ずつ順番に解説していこうと思います。
それではthatの用法はこちら!
- 接続詞のthat
- 同格のthat
- 感情の理由のthat
- 程度を表すthat
- 目的を表すthat
基本的にthatの用法はこの5つです。
まず順番に上から解説していきたいと思います。
一番簡単で馴染みがある「接続詞のthat」
これは基本的に、名詞の塊になります。だから他動詞に対応する名詞になることも可能です。
thatの中を名詞で訳す時は「〜すること」と訳すことがかなり多く頻出の表現です。
次は「同格のthat」について紹介します。
同格のthatとは一言でいうと、接続詞のthatでその前の名詞を説明する用法です。
個人的には、関係代名詞みたいな用法ですね。
例をひとつあげてみたいと思います。
This is the fact that I killed John.
このthat以降の文がその前のfactを説明しています。
この名詞は主に、「思考、認知、告知、事実、情報、可能性、証拠、感情」
を表す名詞が当てはまります。
「感情の理由のthat」について説明していきます。
まずは次の文章を見てください。
「He was surprised that S V.」
まずは「surprised」に注目してください。
これは感情動詞です。以前も記事で説明したのですが、
感情というものは、英語では、出来事に引き起こされると考えられているので受け身で表します。日本の考え方とは真逆ですよね。
そしてこの文章では、この驚いた原因となった出来事がthat節で説明している感じです。
次に「程度を表すthat」
について説明します。
「He was so sad that SV.」
この文によく見る「so-that...」構文
があるのがわかりますよね?この他にも「too-to構文」
もありますが、これどちらも程度を表す構文なんです。
踏み込んでいうと、that以降の文章の程度をso-で修飾している感じです。
でもこの構文は理屈で覚えるというよりイディオムで覚えてしまったほうがいいかもしれないです。
最後に、「目的を表すthat」について説明します。
これも以前ちらっと言及したと思いますが、
「so that〜」と「in order to〜」
の用法を使って、「〜ために」
と表せます。〜以降で具体的な理由を表せることができるんです。
具体的な文を1個挙げます。
「She got up early so that SV.」
この文章を見てください。この文章の構造としては、so that以降で前半部分の理由を述べています。この文章だった場合、彼女が朝早く起きた理由をso that部分以降で説明している感じです。
今回の記事はここまででおしまいにしていきたいと思います。それにしてもthatはかなり使い勝手がいい単語ですね。接続詞になったり、イディオムの一部になったり人によっては混乱してしまったり、苦手意識があるひともいるかもしれませんがこのthatを使いこなせば、英文読解でかなり役立つと思うので頑張ってください!
この記事の冒頭で話題に触れた関係代名詞のthatについてはこちらです!
最後まで読んでくれてありがとうございました!それではまたあした!