関係代名詞のthatってなんなの!?基礎を教えていきます!
これから関係代名詞のthatについて説明していきたいと思います 。
昨日のおさらいですが、whoやwhich、whomは、全てthatに書き換えることができるんで
す。
しかし、だからと言って、thatを使うときにも注意点があって、使えない場合もしばしばある
んです。
それを紹介していきたいと思います。
関係代名詞としてthatを使うことができない時は大きく2つあります。
- 前にカンマがある時。
- 前に前置詞がある時。
大きくこの2つがあります。
前にカンマがある時がダメというのは
〜, that...
というような文構造になっているときです。
裏を返せばwhichは可能ということで、前の文章を詳しく修飾するときなどに多用されます。
2つ目に前置詞がある時もthatは使えないと言いましたが、これには2つだけ例外が存在するんです。
それは、
in thatとexpect that
これはイディオム表現として覚えてしまった方がいいのかもしれません。
それぞれ、
「〜という点で」、「〜を除いて」
と訳すことができます。
総じてthatについて言えることは、使うことができるのは、先行詞がものや人の場合に限るということです。
次に前置詞+関係代名詞がセットになって使われる時について説明していきたいと思います。
まずはじめに英文を2つ見てみましょう。
The house ( )which she visited.
The house ( ) which she lives.
この2つの文章があります。
まずは家の文章から説明していきたいと思います。
まず注目するべきなのは、関係代名詞以降にある動詞に注目します。
例文でいうとvisitedですね。
これは後ろに目的語が必要な動詞です。すなわち名詞。
訪れた場所がこないといけません。では彼女が訪れたのはどこなのか。
誰でもわかると思うんですけど、この文章内に場所を指す名詞は1つしかありませんね。
そうです彼女はその家に訪れたんです。
何度も同じ単語が連続して出てくるとくどくなってしまうので、関係代名詞を使って表しています。
次に2つ目の文章について説明していこうと思います。
これも、関係代名詞以降に出てくる動詞を注目します。すると、livesが出てくるのがわかると思います。
liveという単語は自動詞で後ろに名詞繋げる必要がありません。その代わりにinという前置詞が必要です。
簡単な例を挙げると、
I live in Tokyo.などと言いますよね。
つまり、liveという単語は、inという前置詞とセットで使われる。なのに、今回の文章には、
liveの後ろには出てこない。ではどこに行ってしまったのか。
そうなんです、後ろにこないということは、liveという文章の前に来てしまったのです。つまり下の文章は空欄の中に前置詞のinが必要なんです。
となると、正しい文章にするためには、
The house in which she lives.
という文章になるのです。
個人的に他動詞には前置詞と関係代名詞がセットになることがなく、
その反対に、
自動詞は、前置詞と一緒になることがあるという認識をしています。
受験な必要な知識はこの程度の認識で大丈夫です。
難関大学などに行くともっとややこしい複雑な文章が出ると思いますが、、
今回は関係代名詞の少し踏み込んだ説明をしてきました。
関係代名詞は英語を学ぶ上で、最もつまづいてしまう単元だと思います。
だからこそ大きな差が出てきてしまう単元であり、
きちんと文型の論理を理解している人が得点を繋げられる項目なので、
基礎の基礎である文型をきちんと理解してから、取り組むことをお勧めします!
ちなみに文型について知りたいという人は次の記事から見ることができます!