To不定詞って何?
to不定詞には三つの用法があります。それは下の三つです。
- 名詞的用法
- 形容詞的用法
- 副詞的用法
上から一個ずつ説明して行きましょう。
名詞的用法とは、主語、目的語、補語の位置にあるものを指します。
一個ずつ例文を出して行きたいと思います。
To study is hard.
これが元の文になります。
しかし、主語の位置にto動詞の原形があってそれを強調したい時には、後ろに持ってきて主語にitを持ってきます。
それを踏まえると以下のようになります。
It is hard to study.
となります。
次に少し応用の話をして行きたいと思います。
I found to understand her difficult.
この文は成り立つことができません。
その理由は、
to動詞の原形はSVOCの位置に置くことができないので、後ろに移動して、目的語の位置にはit
を置きます。
よって、
I found it difficult to understand her.
となります。
次には形容詞的用法を説明して行きたいと思います。
この用法はとても簡単です。
Time (to go).
このようにto以下の文章が名詞であるTimeを修飾していて、
(いくための)時間と訳すことができます。
形容詞的用法についての説明は以上です。
次に副詞的用法について説明してきたいと思いますが、基本的に上記以外と抑えておけば問題ないかと思われます。
主なものは以下の5個です。
- 〜するために(so as to / in order to)
- して
- あるなんて
- もし
- そして(−,only to 〜/- never to〜)このふたつは逆説の意味を含みます。
ここでややこしくなってくるのが、to〜、〜ingの区別の方法です。
動詞によって後ろがto動詞原形もしくはing系と変わってきます。
ごく一部ですが一般的にメジャーなもんをご紹介していこうと思います。
後ろにto動詞の原形が続く動詞
expect, promise, deside, manage, などが挙げられます。
後ろにing系が続く動詞
avoid,deny, give up, finish, escape.などが挙げられます。
なんとなくですが、後ろがto原形が続くのはいいこと系
後ろがing系が続くのはあまりよくない系と見分けることができる裏技みたいなものがありますが例外も存在するのであまりオススメしません。
次はto〜、ing系で訳が異なる動詞について説明していきたいと思います。
remember to〜(〜することを覚えている)
〜ing(〜したことを覚えている)
forget to〜(〜することを忘れる)
〜ing(〜したことを忘れる)
stop to〜(〜するために立ち止まる)
〜ing(〜するのをやめる)
この三つを見るとto動詞の原形は未来系、ing系は過去系なイメージが持てると思います。
次は意味が変わってくるけど、今までとは違ったものを紹介していきます。
try to〜(〜しようとする)
〜ing(試しに〜しようとする)
need to〜(〜する必要がある)
〜ing(〜される必要がある)受動の意味
おまけ知識で「書くもの」
と訳すときペン、紙、内容によって前置詞が変わってくるので説明していこうと思います。
- ペン→(something write with)
- 紙→(something write on)
- 内容→(something write about)
同じ書くものって言っても場合によって前置詞が変わるとは奥深いですね。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
また明日もよろしくお願いします