知覚動詞と使役動詞の違いって知っていますか?
知覚動詞とは見たり聞いたり知ったり、いわゆる五感に関する動詞のことを指します。
例をあげたらsee, hear, feel, などがあげられます。
この動詞たちは以下のように使いこなすことができます。
知覚動詞 O 動詞の原形(Oが〜するのをー)
〜ing系 (Oが〜しているのー)
過去分詞(Oが〜されるのをー)
と訳すことができます。
I saw John study. (私はジョンが勉強するのを見た)と訳すことができます。
知覚動詞には他にも種類があります。例えばwatch, look at, lesten to,
などがありますが、上の三つは自発的な行動です。バードウォッチングや英語のリスニングというのは自分の意思が少なからず入っていますよね。
それに比べてsee,hear,feel,には自然と聞く見る感じるなどのニュアンスが含まれています。
だから
watch, look at, lesten to, の三つは受け身いわゆる過去分詞を取れることができません。これは引っ掛け問題で出やすいです。
加えてですが、知覚動詞を受け身にする時はちょっとした注意が必要です。
それは動詞の原形の前にtoを入れることが必要です。
理由はかなり前に言ったと思いますが一つの文には動詞が一つというルールが存在します。
しかしtoを入れないと動詞が二つになってルールが破綻してしまうために直前にtoを入れて防いでいます。
次に使役動詞について説明していきたいと思います。
種類によってす少しニュアンスが違うのでその説明からしていこう思います。
make O 動詞の原形(Oに〜させる「強制」)
- force O to
- compel
- oblige
このオレンジ色の三つはニュアンス的には強制ですが、目的語の後ろにtoが必要です。
makeはOの後ろに過去分詞を持ってくることも可能だが、過去分詞を持ってくる場合は、
主語と目的語は同類関係にならないといけません。
使用例
I made myself understoood.
Iとmyselfは同じなので使用することができます。
let O 動詞の原形(Oに〜させる「許可」)
- allow O to
どちらも許可のニュアンスを含みます。
※let O の後は必ず動詞の原形がきます。
Let is goのgoは原形ですよね。
have O 動詞の原形 (Oに〜させる「依頼」)
- get O to
どちらも依頼のニュアンスを含みます。
※have O の後ろには原形以外にing系もしくは過去分詞がきます。
見分け方は目的語がされるのかするのかで判別します。
ここでまとめると後ろに原型を続けることができるのは、
make, let, have, 知覚動詞,help
の五個です 。
プラスでcatchはOの後ろにはing系のみがつきます。
これを読み終わった頃には知覚動詞と使役動詞をマスターしていると思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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