仮定法をお教えしましょう!仮定法ってなんだ!?

仮定法とはなんなのか、これは日本人である私たちにはなかなか聞かない言葉だと思います。

仮定法とは、一言で言うと

話し手が実現する事ができないと考えている事です。

しかもこれは3つに分けて考える事ができます。

  1. もし〜だったら、...だっただろうに。
  2. もし〜だったら...だっただろうに。
  3. もし将来〜だったら...だっただろうに。

ここでポイントなのが仮定の時制によって文型が変わってくると言う事です。

まず一番上から順番に説明していきたいと思います。

基本となる型は

If S過去〜,S would 原形.

これが主な型になります。

ここで注意点が2つあります。まず1つ目はif節の過去のbe動詞は、必ずwereになります

主語が一人称であれ、二人称であれ三人称であれこれは一緒です。

 

2つ目は主節の助動詞は過去にすれば使用可能になる点です。

つまり、canの過去形でもある、couldにすれば使用可能になると言う事です。

 

次に2つ目の方について説明していきたいと思います。

2つ目の型は次のようです。

If S had 過去分詞〜,S would have 過去分詞

となります。

基本的事項は1つとあまり変わらないので割愛します。

この応用の型で、

If S had過去分詞,S would 原形

があります。これを日本語に訳すと、

もし昔〜だったら、今頃...だろうに。

と訳す事ができます。

これは応用なので、頭の片隅に置いておく程度で十分だと思います。

 

3つ目に「将来〜の時」の方を紹介していきたいと思います。

これもまた2つに細分化されるので一個ずつ紹介していきたいと思います。

  • If S should 動詞の原形〜,命令/S would 動詞の原形...
  • If S were  to 動詞の原形〜,S would 動詞の原形

この2つはどちらも今の時点から未来に向けての時制になります。

軽く補足説明していきたいと思います。

 

まず1個目の文は9割起こらないが、もしかしたら、当たるかもしれないようなときに使います。

例えば、明日大地震が来るかもしれないとか、宝くじで3億当たるかもしれないとか実際には起こるかもしれないような時に使われます。

 

それに比べて、2つ目の文は完全に起こることがないと断言できるような時に使います。

例えば、太陽が沈まないとか、非現実的なことの場合に使われることが多いです。

 

この次に、仮定法の、ifの省略について紹介していきたいと思います。

(if) you are 〜.

これのifを省略すると以下のようになります。

Were you 〜.

お気づきの人もいると思いますが、ifが省略されると、その後ろは倒置になるんです!

でも、こうなってしまうと、仮定法って見分けられなくなっちゃうじゃんって思ったそこのあなた!

 

実は仮定法を見分けるのはifがあるかどうかじゃないんです!

実は仮定法ってわかるのは主節の部分に助動詞の過去形があるかどうかなんです!

もし、Ifがなくても主節に助動詞の過去形もしくはshouldなどがあった場合は、仮定法だと踏んだ方がいいです!

 

今回は大まかな仮定法の概念について紹介していきました。次はもっと応用の使い方や言い換えなどについて紹介していきたいです!

 

今回の話で一番重要だったのは、

ifが見当たらなくても、主節に助動詞の過去形を見つけたら、仮定法であるということです!

 

以上で仮定法に関する説明を終わりにします。

個人的に型を覚えてしまったら英作文でスラスラかけてしまうので仮定法を積極的に書くことをお勧めします!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました! 

それではまた明日!詳しくこの続きについて話していきたいと思います