仮定法応用表現ってどうやるの?
今回は昨日の仮定法に続いてちょっと応用したものを紹介していこうと思います。
「もし〜がなかったら」という型について紹介します。
ベースになるのは2つの方です。
- If it were not for〜,今ごろ・・・。
- If it had not been for〜,・・・だったのに。
この2つが元になります。しかし1個前の記事でも言った通り、ifの省略ができますよね!
そうなると次の2つのようになります。
- Were it not for〜,今ごろ・・・。
- Had it not been for〜,・・・だったのに。
となります。一見形を見ると変な形がしますよね?
しかしこれもれっきとした、仮定法なんです。
こう言った複雑なものが入試などに狙われているんです!
このことから考えると文頭にwereもしくはhadが来た時には、仮定法かもって疑ったほうがいいですね!ちなみに文頭にshouldが来ることもあるんです!
「もし〜がなかったら」っていうもっと簡単な言い回しが2つあるんで紹介していこうと思います。
それは、
withoutとbut forなんです。
まぁでも個人的にはこの用法は英作文とかでも字数を稼ぐことができないんでオススメしないです。
この全く反対のいい回しに「もし〜があったら」という用法があります。
それは、
withなんです!
たったこれだけで
もし〜があったらっていう仮定法みたいな使い方ができるんです!
ここまでで仮定法に関する一通り終えたいと思います。
最終確認ですが、
主節に助動詞の過去形を見つけたら、仮定法!
were,had,shouldが文頭に出ていたら仮定法!
を疑うのが秘訣です!
次には、shouldについてちょっとしたことを紹介していきたいと思います。
まず次の例文を見てください。
I suggest that she (should) be doctor.
一見普通の文に見えますしかしこの文にはある秘密が隠されています。
実はこの文章は強制的にshouldがつけられているんです。大体が省略されることが多いですが
こうなる時の条件について、話していこうと思います。
ではどういったときに省略することができるのか?
まず上の文型を見てください。
SV that〜という形になっているのがわかりますか?
そうなんです。このときの動詞が「要求・提案・決定・命令」などの動詞の時に
that節の中がshould+動詞の原形もしくは動詞の原形だけになるんです。
軽く例となる単語をあげて見ますね!
advise,ask,command,demand,insist,order,proposerecommend,request
ここら辺の動詞を使ってSV that〜の文になっていたら、that節の中は、should+動詞の原形
もしくは動詞の原形になります。
ちなみにshould+動詞の原形の時はイギリス英語。
動詞の原形だけの文章はアメリカ英語らしいです。
ここで注意してほしいことが1点あります。
それはthat節の中の主語がされるに当たる主語だった時のことです。その場合は後ろの形も受け身で表します。
言葉では限界があると思うので例文をあげたいと思います。
advise that the meat be cut〜.
となるわけです。
英語は切るのではなくて切られる方ですよね。だから受動態になるんです!
以上をまとめると、
「要求・提案・決定・命令」の時はthat節の中は原形になり、
主語が受動の対象になる時は後ろの形に注意ということでした!
今回は仮定法の応用とshouldに関することについて書きました。
また明日も英語についてに話していきたいと思います!