分詞構文って難しそう...でも実は簡単なんです!

まず、分詞構文的と聞いて「難しそう。」「なんだかよくわからない。」

という人がよくいると思います。

 

実際私も勉強する前はそんな感じでした。

しかし分詞構文構文は一言で言ってしまえば、「副詞のかたまりなのです。」

 

つまり、詳しく文を説明している。あってもなくてもいい、福神漬けそんな役割を果たしています。副詞だけにね、、、

 

それでは例文を挙げていきたいと思います。

<When I saw her>,I ran away.

これを日本語訳すると以下のようになります。

「私は彼女を見ると、(私は)逃げ出してしまった。」

さらにこれを分詞構文にすると次のようになります。

Seeing her, I ran away.

となります。

前の文とむずかしく感じちゃいますよね。それはなんでだと思いますか?

おそらく、主語が消えているから難しく感じちゃうのだと思います。

しかし、とっても簡単ですよ。だって、後ろの文の主語と一緒なんですから。

とは言っても、公式見たいのがあればいいんだけどな〜って思っているそこのあなた!

分詞構文に公式は存在します。公式は以下のようです。

「  」〜,S+V...

Sが〜する。→「  」には〜ing。

Sが〜される→「  」には過去分詞。

「  」の塊は文中や文末に移動可能です。

 

そして分詞構文の親戚みたいなものを紹介していきたいと思います。

まずは次英文を見て見てください。

As there was no taxi ,I had to walk home.

これを分詞構文にすると以下のようになります。

There being no taxi, I had to walk home.

There being no 〜 (〜がなくて)

もしかしたらイディオムとして覚えてしまったほうが早いと思う人もいるかもしれません。

 

おまけ知識で「考える」というイディオム表現を紹介していきたいと思います。

All things considered...(全てのことをあわせて)

Given〜(〜を考えると)

take〜into account      (〜を考慮に入れる)

     consideration

 

次に同型反復について説明していきたいと思います。

まず次の文を見てください。

to speak and listening.

この文は成立しません。なぜなら、つなぎの言葉であるandは前後を同じ形でつなぐため同じing系にしないといけないという鉄則があります。

 

これを頭に入れて次の文章を見て見てください。

She told me to come and eat it.

これを日本語に訳すと

彼女は私に来て食べるように言った。と訳せます。

この文で食べる動作は誰か。それは私です。

 

では次の文章ではどうでしょう。

She told me to came and ate it.

これを日本語に訳してみると、

彼女は私に来るように言って、それを食べた。と訳せます。

この文で、食べる動作をするのは、誰か。それは彼女です。

 

このように同じような文でも、時制によって、英文の内容が大きく変化するのです。

 

次はおまけ知識をいくつか紹介していこうと思います。

まずは同格のthat

同格のthatとは何か。

一言で言うと「こと」と訳すthatです。

例えば次の英文を見てください。

that I was killed.

これを日本語に訳すと

私が殺されたということ

となります。

これは、まとまり全体で、主語、目的語、補語の役割を果たす事ができます。

しかしいくつかのルールが存在します。

それは、前置詞の後ろは「こと」と訳すthatのまとまりは置く事ができません。

しかし、例外もあります。

in thatS +V)と(expect that S +V)は例外です。

それぞれ、(〜という点)でと(〜を除いて)

と訳します。

 

*元々は同格のthat 〜は後ろから前にかかっていて、

「〜という」と訳されるが、元々は「〜という」と訳すofの省略なのです。

例文を見て見ましょう。

The fact of <that I was killed>.

という感じになります。

 

もうひとつおまけでWhetherという単語について紹介していきたいと思います。

この単語はちょっとひねくれています。

まずこのWhetherの訳を紹介していきたいと思います。

  1. 〜であろうとなかろうと
  2. 〜かどうか

この2つは主にor notと一緒に多用される事が多いです。

しかし目的の位置にあるWhetherはifに置き換える事が可能です。

どうゆうことか。つまり、次のようになります。

I do not know whether he will come or not.

この上のwhetherifに書き換える事ができるんです。

また、文末のor notはwhetherの直後に移動する事ができます。

しかし注意すべきなのは、

ifの後には持ってこれないという点です。

つまり、if or notという文章になることはないということです。

これでwhetherについての説明は以上です。

 

ここまでのことを軽く振り返って見ましょう。

  • 分詞構文とは副詞の塊で後ろの主語を前に持って来て、対応関係をよくみる。
  • 同型反復により等位接続詞(and,but,or)などの直後の動詞を見て時制の一致、語形をよく見て文を訳す。
  • 同格の thatは主語、目的語、補語の役割を果たす。
  • Whetherは基本or notとセットで直後に持って来る事が可能だが、ifの場合は持って来る事ができない。

今日の記事で重要だったのはこの4点です。