接続詞を使った変わった表現方法5選

今回は接続詞を使ったちょっと変わった表現について紹介していこうと思います!

 

では早速いくつかの事例をあげていこうと思います。

  • both X and Y.
  • not X but Y.
  • not only X but (also) Y
  • either X or Y
  • neither X nor Y

 と5つの表現を挙げさせていただきました。

 

一見似ていますが、実際はそれぞれ特徴がある使い方をしていくので、一個ずつ説明していきます。

 

1、「both X and Y」について

この用法は基本的にふたつとも「対等」「同類」「対立」の関係のうな言葉と一緒に使うことが多い様に感じます。

 

ここで例文をひとつ。

「walking every day is  both good and beneficial for your health.」

 

この文章では「good」という「良い」という形容詞と「beneficial」という「有益な」という形容詞が対応させて使われています。

 

だから、「and」の前後では同じ品詞が結ばれているのです。だから繋ぐのであれば、

名詞同士、副詞同士、形容詞同士ということですね。

 

ちなみにこの文章を訳してみると

「毎日歩くことはあなたの健康にとって良くもあり有益である」

と訳すことができるのです。

 

また、「both my father and my mother」とか、「both good and bad」

などの様に使われることもあります。

 

 

この用法は変化球ではなくかなり素直な用法なので、苦戦しないと思います。

 

 

2、「not X but Y」について

この用法の意味を先に説明していきます。

「XではなくY」と訳します。つまりYにフォーカスしている感覚ですね。

 

例文を一つ挙げておきます。

「I like not cat but dog.」

これを日本語で訳すと、

「私は猫ではなく犬が好きだ」

となります。

 

特徴的なのは、猫が好きなのを否定した事で犬が好きなのがより強調されますね。

 

3、「not only A but(also)B」について

 

これを日本語で訳すと、

「AだけではなくてBも」

と訳すことができます。

 

特徴的なのは、AとBの両方を指している部分ですね。

例文を一つ挙げてみます。

「I usually take not only bus but (also) train to go to school.」

 

これを日本語に訳してみると以下のようになります。

「私は大抵学校に行く時にバスだけではなく、電車も使います」

この用法は片方だけではなく両方を指す点がかなり特徴的だと思います。

 

4、「either A or B」について

 

これは日本語で訳すと、

「AもしくはB」

と訳します。

では実際に英文の中で確認していきましょう。

「I will  either go to library or stay home.」

これを日本語で訳すと以下のようになります。

「私は図書館にいるか、家にいるだろう」

 

ここで注意なのは両者ではなくて、「二者択一」という点です。

ここを必ず抑えてください

 

では最後に「neither A nor B」について紹介します。

形がかなり「eithet A or B」

に似ているので注意が必要ですね。

では「neither」の方はなんて訳すのか。

 

それは、

「AもBも〜ない」

と訳すんです。

両方とも打ち消して否定の意味になるんですね。

よくひっかけ問題として使われることが多々あるので注意ですね。

 

ちなみに例文としてまず先ほどの文章と当てはめて意味がどう変化するのか比較してみましょう。

 

「I will  neither go to library nor stay home.」

これを日本語で訳すと以下のようになります。

「私は図書館にもいかないし、家にもいないだろう」

 

ここでポイントなのが、

「neither」は二者択一ではなく、「その他」の部類になるということですね。

 

ちょっとここの部分がややこしいのではないかと思います。

これを頭の中に入れてさっきの文章を考えてみると、

「私は明日は図書館でもなく家にいるわけでもない」

つまりこの二つの選択肢以外の場所に行くという解釈になります。

 

以上で接続詞を使った表現方法の説明をおわりにしたいと思います。

最後までこの記事を読んでくれてありがとうございました。

 

毎日英語に関する記事を執筆していますので、興味があったらまた明日も見てみてください。